「だからゴメンって!」

「うるせー!何回も聞いたっつーの!」

「本当だよ!私達呼ばなかった理由ってそれなの?」

「だって俺呼んでないじゃん?」

「なに?勝手に来た私達が悪いの?」

「やっぱ俺が悪いんだけどさ…」

あの日の次の日、俺ん家に来た3人は昨日の不満をぶつけてきた。

「な!ミッキーってそんなヤツだろ?」

「だからミッキーは冴島くんの事考えて?」

「俺らの事は考えなかった訳だ?」

「いや、そうじゃないんだけどさ…」

中川さんがため息をついた。

「中川さん、ゴメンね?矢部さん達も?」

「あ、俺は達ん中に含まれた!うっぜー!」

「私は、もう許そっかな♪カズキくんも誘ってくれなかった理由があった訳だし!」

「えぇ?じゃあ私も許そ!!」

「ばっ!じゃあ俺も…でも俺は左腕折れたまんまなのに、乱闘なんてしたらたまったもんじゃねぇぞ?」

「いや、ミッキーとうまく打ち合わせしてなかったから、ちょっと強引になっちゃっただけだよ?」

「アイツは強引過ぎんだよ?」

「うん、俺も最終日まで待つのかと思ってたからビックリしたんだけどね?」

「いや、その前にその計画がビックリだよ?」

みんなやっと笑ってくれた。
一気に疲れちゃったよ…