気合いの華

「とにかく、俺はカズキを見に来ただけだかんな?」

「実力見といた方がいいよ?ミッキー凄いよ♪」

「見た目からしてヤバかったもんね…」

「私殴られるかと思った。」

「何でそうなるんだよ?午後もちゃんと見ないとダメだよ?」

「わかってけど…」

あ、そうだ!

「あ!中川さんカメラ持ってたよね?あれでミッキーの撮ってよ?」

「へ?なんで?」

「俺見れないからさ…お願い!!」

中川さんは嫌そうな顔をしてたけど渋々、諦めた。
「まぁ…別にいいよ?」

俺は笑顔で返した。

「そろそろミッキー呼んで来た方が良くね?」

冴島くんが俺達の所へ来た。

「もうそんな時間?」

2時ちょい前…
「うん、そうだね?俺探して来るよ♪」

俺は会場の外を走り回った。

「あ!」

トイレの後ろに桜木先輩達が見えた。

「そろそろ時間っ!?」

「おう、カズキか?んじゃそろそろ行こか♪」

ミッキーは意気がってそうな中学生を呼んではシメてたらしい…

俺達はみんなの所に戻りながら、

「この後試合なのに、疲れる事しないで下さいよ?」

「いや~カズキ見たら血が騒いじまってよぉ!それに手っ取り早く川中の存在知らしめられんじゃん♪」

返り血の着いたまんま控え室まで行くのかな?