「何言ってるの?花に水をあげてるときの笑顔、すごくかわいい。みんなが嫌がった植物係だって、そっせんしてやったじゃん」 「た、たいしたことじゃないよ?」 暁君は、笑顔のままで。 「そういうところもかわいいんだね」 顔が真っ赤になったのが自分でも分かる。