もう一度うつむいた。 「忘れられるはずないよ・・・・・」 上から暁君の声がふってくる。 「だ、だよね。忘れられないよね。じゃ、じゃあもう関わらないでおこう!わ、私、もう暁君と、話さない・・・・」 声が震えて、もっと泣きそうで、もう・・・・無理。