「・・・・・花月さん。ほんとごめんね。変なことにまきこんで」 「え?い、いいよいいよ。私も着替えてなければよかったね」 元は、菫ちゃんの冗談を信じた私が悪い。 暁君のことだったから、思わず振り向いてしまった。 でも今は、目の前に私の好きな人がいる。 そう思うと、また恥ずかしくなってきて。