「もう分かったでしょ?俺の好きな人は、今この密室で一緒に閉じ込められてる・・・・・花月さんだよ」 あ、やばい・・・・・・ 絶対、顔赤い・・・・ 「う、うそ・・・・。だ、だって私、かわいくないし、素直じゃないし、やさしくないよ?」 そんな花月さんの言葉に笑みがこぼれる。 俺は、首を横に振った。 「何言ってるの?花に水をあげてるときの笑顔、すごくかわいい。みんなが嫌がった植物係だって、そっせんしてやったじゃん」