そういうと
蘭はしているピアスをすぐ
外して付け直した
そして
「お揃いだ」
今までで一番の笑顔をくれた
「やっぱ、蘭には赤だね
似合ってる」
「恋は白虎だから白か。
かっけぇ~な」
屋上についた。扉をあける
みんなが待っていてくれる
あ、お土産
「はい、みんなに。」
「えっ、お土産~♪♪
やったぁ~♪♪」
「ありがとね、恋ちゃん」
「ありがとな」
「恋、好きだぜ」
うん、最後はやっぱり違う
「ピアスだぁ~♪♪」
「空、お揃い」
そういって付けているピアス
をみせる
みんなそれぞれ付けている
ピアスをはずし付けてくれた
嬉しかった
彼方が話す
「恋。話せるか?」
あたしは頷き彼方の隣に
座る
その隣に蘭が座る
あたしは弱くない
だから大丈夫
そう、言い聞かせて
話しはじめた
