すると、頭をなでで
「お帰り。頑張ったな」
そう言って笑った
だからあたしも笑う
周りがざわめいた
女嫌いだから仕方ないか
気にせずに蘭に話しかける
「今から屋上いってみんなに
話する。蘭は？」
「俺も行く。」
即答してくれた。
蘭て意外に心配性だ。
歩きながら話す
「族潰し２日で終わった
つまんなかったよ」
「族潰しに楽しみを求めんなよ」
「せっかく行ったんだから
楽しみたいじゃん」
「変なやつ」
笑う蘭。優しい目。
あっ、蘭に一番に渡そ
「蘭、お土産」
「俺に？めっちゃ嬉しい。」
開け始める蘭。
蘭には赤のピアス
イメージカラーにしてみた
空はもちろん水色
翔は黄色
斎は紫
彼方は藍色
あたしは白
白虎って意味でね
「蘭、ほら、お揃いだよ」
あたしは付けているピアスを
蘭にみせる
