ねぇ…ーありがとぅ。



 あたしは次の日普通に学校に
 行った

 もちろん蘭の迎えはない

 だってあたしはまだ九州にいる
 ことになってるし

 連絡することもできるが
 だるいのでやめた

 学校にいったら蘭に会いにいこう

 もちろん結果報告だ


 ゆっくり歩いていると
 いつの間にか学校に着いていた

 教室にはいる


…ードンッ


 何かが突進してきた


「恋~あたしのこと放置しすぎ
 だからぁ~寂しがったんだよぉ
 バカ恋~」

 結構注目を浴びている

「鈴、ごめんて。あと静かに
 みんな見てるよ」

「そんなのしーらなぁい。
 空くんに話かけても無視する
 しぃ~」

 空の席に目を向けると机に顔
 を伏せていた

 ゆっくり歩みよる

 おどろくだろぅか

「空、おはよ」

「んっ…………れ、れんれん?!
 どぉしたのぉ~!!?
 一週間ぢゃなかったのぉ?!」

 そういいながら嬉しそうに
 抱きついてくる

 というより抱きしめられている

 周りが騒ぎだす

 女嫌いだったね

「空、ちょっとあたし蘭の教室
 に行ってくる」