あたしたちは飛行機にのり
 長崎へきた。

 少し気持ちわるい。

 空港で警察のお偉いさんを待つ

「おーい」

「弘人、あの人?」

「んーこっちに手振ってる
 っぽくね?」

 あ、こっちに歩いてきた

「わたしは、代表の笹木だ
 一週間よろしくな。」

 笹木さん。なんとゆーか

 白いヒゲを生やしてオールバック
 で、いかにもヤクザって感じ

 ホントに警察なのだろうか。

「「よろしくおねがいします」」


 その後はホテルに案内された

「「でかっ」」

 かなり高そうなホテル

「2人は隣同士の部屋だ
 そこに荷物は運んである
 何かあればここへ」

 そういって紙と名刺をもらった

「あの、この紙は」

「あ、それは潰してほしい族の
 名前と溜まり場の場所だ。
 一週間で好きな時間好きなよう
 に消してくれていいから。
 それとこのカードを使って好き
 なだけ買い物したりしなさい」

 消していいって…やっぱこの人
 裏と繋がってるはず

 てか、

「「ブラックカード」」

 使っていいんだ。

 ありがたく、いっぱい使お

 あたし、遠慮はしないの。

「使わせていただきます」