ねぇ…ーありがとぅ。


「あたしの本名は
 篠崎 恋だよ。」

「し、篠崎って…」

 裏社会では有名だもんね

 さすがに知ってるか

「そう。篠崎組の跡取りなの。
 世界No.1のヤクザだよ。」

「すげぇ~な、恋。
 かっけぇ~よ」

 あれ、感心するとこなのか?

「でもね、後一つ秘密がある」

「恋ってやっぱ、謎だらけだな。
 まだ秘密あんのかよ」

「うん。白虎って知ってる?」

「当たり前。俺たちの憧れでも
 あるし。」

「ありがとう。」

 そういうと

「は?!え?」

 なにいってんだこいつ
 みたいな目でみられた

「白虎ってあたしのことだよ」

「はぁぁああ~ーー??!!」

 本日で一番おおきな叫び
 いただきました。

「落ちついて、蘭。」

「あ、あぁ、わりぃな。
 なんか頭がついてかねぇ」

 だよね。

「あたしさ、みんなより多分喧嘩
 強いと思う。」

「だろうな。たった1人で何個も
 族潰してんだからな」

「だから雪豹の姫にはなりたく
 なかったの。守られるなんて
 嫌だったの。」

「そういうことだったんか。
 あいつらホント勝手だな」

 笑いながら言う蘭。

「まぁ、姫になってよかったかも
 ここは温かいし、楽しい。」

「あぁ。こっちとしても、恋が
 来てくれてチームがさらに温かく
 なった。」