ねぇ…ーありがとぅ。


ーー蘭視点ーー

 恋は俺の話を側で聞いてくれた

 なぜか安心できた

 こいつなら大丈夫だって。

 手を離されたとき

 あぁ、こいつもかって。
 軽蔑されたんだって。

 だけどやっぱり恋は違った

 優しく、頑張ったねって

 力強く抱きしめてくれた

 殴られても泣いたことない
 俺は初めてないた。

 こいつになら恋になら

 甘えていいような気がした


 恋はいった

「軽蔑されるのはあたしの
 方かもしれない」

 と。俺は恋の過去になにが
 あっても軽蔑しない自信がある

 恋の闇を知りたいと思った

 恋はシャツを脱ぎはじめる

 あわてる俺に笑いながら

 「みてほしい」

 そういった。

 俺は目をそらさず
 真っ直ぐ背中をみる

 シャツが床へ落ちる

 背中があらわになる

 ……ーーッッ

 俺は息をのんだ

 恋の白く綺麗な背中には

 おおきな刺青……白虎

 その虎を裂くような長い傷

 あれは深くナイフのような

 もので切られた後だろう。



 今から俺は辛すぎる悲しすぎる
 恋の過去をきくことになる