ねぇ…ーありがとぅ。



 「恋、すごい美人だよねぇ~!
  笑うと可愛いし、やばいねっ♪
  周りからの視線がやばいし」


 確かにさっきからみられてる。

 でも、それは…

 「みんな鈴を見てるじゃん。
  可愛いから。」

 そう言うと、また顔を赤くした。
 今回は笑ってないんだけどな?

 「わたし、恋が男だったら間違いなく
  好きになるぅ~やばぁ~い!!
  恋、大好き~♪」


 すごい笑顔。
 どうやったらそんな笑顔が出来るん
 だろうか。

 会ったばかりで大好きとか……

 「鈴。」

 「えっ?なに?なに?」

 「バカ」

 それだけ言って鈴を置いて教室に
 入った。


 「えっ?うそっ?ちょっと、恋、
  待ってよぉ~」


 そんな声を無視し、黒板を見る。


 席の一覧表をみると…ラッキー
 一番後ろの窓際。
 鈴は、あたしの前。隣だけはまだ
 空席だった。



 指定された席につき、顔をふせ眠り
 に着いた。