ねぇ…ーありがとぅ。


 あたしは蘭の目を見ながらいう

「蘭、よく頑張ったね」

 できるだけ優しく

 蘭の瞳から雫が落ちた

「蘭、おいで」

 あたしは蘭に手を伸ばす

 蘭はためらうことなくあたし
 に抱きつき泣いた

「蘭、話してくれてありがと。
 あたしは裏切らないよ。
 軽蔑だってしない。もしかしたら
 軽蔑されるのはあたしの方
 かもしれない。」

 そういうと蘭は泣き止み

 あたしから離れ

「恋も何かあった?」

 前より話し方が優しい

 心を開いてくれたんだ

 あたしも蘭だけには言おう

「蘭。これはまだ他の人たち
 には秘密だよ?蘭だけね。」

 蘭はコクっと頷く。

 あたしはシャツのボタンを
 外しはじめる

「えっ、ちょっと」

 あわてる蘭が面白い

「見てほしいの。蘭も勇気を
 出して話してくれた。
 だからあたしも勇気をだす」

 パサッとシャツをぬぎ背中
 を見せる。


 蘭が固まった