ねぇ…ーありがとぅ。


ーー屋上にてーー


「あ、ほらっ、れんれんだよぉ
 走ってるぅ~♪」

 空がフェンス越しに門を
 見ている。

 翔と蘭も起きてみんなで
 見送る。

「あっ?!誰、あの男!」

 そう、空が叫ぶ。


 走る恋に近づく男。
 遠目でわからないが背が高い
 雰囲気が普通ではない。

 恋に笑いかけ、カバンをもつ。

「なに話してるんだろうね?」

 やっぱり情報担当の翔は
 知りたいらしい。

 男と恋は少し話して
 笑い合う。

 そして、慣れた手つきでバイク
 に乗る恋。

 男が、バイクにのると発進した


「仲良いのかなぁ~??」

「チッ、家族みたいな大事な奴
 って言ってた。」

 機嫌が悪い彼方がいう。


「全く、ほんとに恋ちゃんは
 謎だらけ。いくら調べても
 出てこない。不思議だね。」



 彼方達は複雑な思いで
 恋を見届けた。