ねぇ…ーありがとぅ。


「斎、きもい。」

 そうゆうとみんなが笑う

 斎は変態発言したからか
 彼方に蹴られていた

 斎は当たり前に拗ねている


 それからはどんちゃん騒ぎだった

 下っ端君たちとも仲良くなった
 名前もだいたい覚えた

 ほんとにここは温かい

 依存してしまわないように
 距離は保たなきゃ

 裏切りはもうごめんだ。

 少し背中の傷が疼く。
 一年も経っているのに。

 アイツのせいであたしは人を
 あまり信じれない。

 アイツは刑務所にいるがいつ
 出てくるかわからない。

 今、アイツに会えばあたしは
 壊れる。もう戻れないほどに…

 アイツのせいであたしの人生は
 狂った

 頭がいたい…

「恋ちゃん、どうしたの?」

 翔が心配そうに覗きこむ

「あ、なんでもない。
 ちょっと思い出してた。」

「過去を?」

「うん。思い出したくない過去」

「言えないこと?」

 言えない。でも…

「今はまだ…時がくれば知る
 ことになるよ。」

「そっか。
 あ、時間大丈夫?帰る?」

 別に一人暮らしだからいいけど
 知られるとめんどくさい

「んっ、そろそろ帰るよ。」