ねぇ…ーありがとぅ。


「「「おかえりなさい」」」

 うわ、すごい人の数。
 空が元気よく返事をする

「たっだいまぁ~」

 みんながニコニコしてる。
 
 が、空の手を見てあたしを
 見て…

「「「えっ?!女ぁああ?!)」

 うるさ。なんですか。
 女ですけど。

「そぉだよぉ~雪豹初の女の子
 また後でお披露目するから
 準備よろしくねぇ~♪♪」

 お披露目??なにそれ。

「れんれん二階いこ~」

 あたしと空以外はもう
 二階に上がっているよう
 だった。

 まだポカンと見ている下っ端
 君たちに一礼して空について
 行く。


「ここが幹部室だよぉ~♪」

「え、あたしなんかが入って
 いいの。」

 だってあたしは偉くない
 ま、喧嘩は誰より強いと思うが
 みんなからしたら喧嘩が出来な
 い、ただの女子高生だ。

「れんれんはいんだよぉ~♪
 特別だからぁ~♪」

 あたし、特別なの。
 だめ。居場所をもらっては。

 あたしの居場所はあそこだけ。

 今日だけにしよう、
 ここに来るのは…

 お披露目とかされると困る
 あたしは姫になる気はない。

 あの人に賭けよう。

 あの最高に女嫌いだという
 蘭という人に。

 必ず反対してくれるはず。

 そんな期待を胸に幹部室へ入る