ねぇ…ーありがとぅ。


「ちがぁう!!確かにあたしは
 ファンだけど、常識だよ?!
 知らないの恋ぐらいだよぉ~」


 へーだからか。
 あたしが知らないって言ったら
 翔が俺らもまだまだだなって
 いってたっけ。

「とにかく!!!
 放課後のこと詳しく教えてね?!」


「えーダルい。行くのすらヤダ。」

「…ーッッ///ヤダとか、恋
 可愛すぎるぅ~ーぢゃなくて!
 ダメだよ、絶対断っちゃだめ!」

 何が可愛いだ。
 あたしはキモイぞ。

 あー、めんどい、放課後なるな。


「そろそろ教室もどろぉ~??
 授業始まっちゃうよぉー??」

 あ、ほんとだ。

「てか、改めてびくりだなぁ♪」

「何が。」

「ん?あたしが空くんに話し掛け
 ても苦笑いでうなずくだけだっ
 たのに、恋が来た途端あんなに
 笑顔で可愛くなってぇ~」

 あー確かに空、苦笑いだった。
 ま、あたしの場合ただの友達?
 みたいなもんだから気軽に
 話せるんだろう。


 あ、てかやばい。眠い。

「鈴、あたし寝る。」

 そう言って教室に戻ってすぐ
 机に顔を伏せた。

「またぁ~?!どんだけ寝る
 のぉ~って聞いてない。」


 鈴が何かいってはいたが
 とうてい聞こえるはずはなかった