ねぇ…ーありがとぅ。


 どうしたのかな。

「空、何。」

「れんれん、その傷…」

 あ、だった忘れてた

「あぁ~ほんとだ。恋怪我して
 るよぉ~?!大丈夫?!
 女の子なのに顔に傷って」

「あー。たいしたことない。
 深くないし、大丈夫。」

 そう、話を逸らしたのに

「どうしたの?」

 いつになく真剣に空が聞く。
 はぁ、ダルい。
 どうでもいいじゃん。

「あー、ちょっと物が当たって
 切っただけ。
 空お昼どうするの?」

 まだ納得いかない顔をして
 いたがパッと笑顔になり

「僕、彼方たちといつも屋上で
 食べてるよぉ~♪れんれんも
 一緒に行くぅ~?♪」

 んーでも

「いや。鈴と食べる。
 彼方たちによろしく。」

「えぇ~つまんなぁい。あっ、
 れんれん今日放課後暇??」

 んー仕事はないけど
 なんか嫌な予感。

「放課後迎えにくるからねぇ~
 また後で~♪」

 そう言って走っていった
 あたしまだ暇って言ってないし

「ねぇ~なんでなんでぇー?!
 藤堂先輩とか空くんと仲良し
 なのぉ~?!」

 それから中庭で質問攻めされた

 話すのがダルい、はてしなく
 だから簡単に

「昨日ちょっと空達に会って
 話し掛けられたから仲良く?
 なった。」

 仲良く?仲良くはない。
 よろしくするつもりないし。