ねぇ…ーありがとぅ。


「ハハッ、そんな全力で否定しない
 でよ、全くー」

「恋、俺はもう惚れてるぜっ。
 だから…

「むり、付き合わない。」

「お、俺まだ最後まで言ってねぇ
 3回目だそ、振られたの。
 立ち直れんぞ、もうっ。」

 あ、拗ねてる。でもデカいから
 可愛くない。


 それにしても…

「空、離れて、苦しい」

 空は可愛い、可愛いけど
 あたしにしたら背だって高いし
 苦しい…

 彼方、翔、とくに斎はさらに
 見上げるほどにでかい

「えぇ~やだぁ~離れたくない~
 れんれんいい匂いがするぅ~」

 そう言って髪に顔をうめてくる


「チッ」

 どこからか舌打ちが聞こえた
 気が………

「空、離れろ」

 気のせいじゃなかった。
 てかなんでそんな機嫌悪い
 のだろうか。

 どうでもいいが…

 なぜ?なぜ?
 今度は彼方に抱きしめられている

 と言っても後ろから軽く
 ギュッてされてるぐらいだが

 離してもらいたい


「ちょっとぉ~彼方~れんれん
 返してよぉ」

 ものじゃないんだけども。

「っるせぇ、黙れ」


 あーあ、空拗ねちゃった。