ねぇ…ーありがとぅ。


「「「え?!」」」


 なんなの、そのアホ面。


「…何?」


「何が不満なんだ。」

 おっと、殺気をしまえよ。

「殺気出てるよ。やめて。」

 そう言うと

「あ?」

 眉間に皺寄せてるし
 綺麗な顔が台無し。
 ふっ、若頭みたい。


「お前怖くねぇの?」

 は?

「何が?」


「俺らのこと、それと殺気」


 そんな殺気とかなれてるし
 あたしはあんた達より何倍
 もいかつい兄ちゃん達と過ごし
 てきた。今更だし。

「怖くない。慣れてる。」


「慣れてるって、恋ちゃんって
 一体何者なの?謎がいっぱい
 だよ、ほんと。鍵だって持っ
 てるしさ」

 鍵?あーだって

「鍵はお世話になってる人が理事長
 の親友らしいから理事長がくれた
 自由に使ってって。」


「へぇ~ほんっと、れんれんは
 謎多き少女だねぇ~だから、
 楽しいよぉ~♪」


 なにがだよ。ま、確かに謎だらけ
 かもね。あたし自分のこと周りに
 話さないし、個人情報はあの人が
 管理してるからでないだろいし。