ねぇ…ーありがとぅ。


「まず僕からねぇ~♪
 名前は桜田 空だよぉ♪
 空って呼んでねぇ~
 ちなみに1年でれんれんの隣
 の席なんだよ~♪」

 あー確かに隣、空席だったね。
 なんか納得。

 てか、れんれんって…
 あれだね、あだ名ってやつ。

 それにしても、空の周りには
 花が飛んでるみたいだ。

 何がそんなに楽しいのか
 ニコニコニコニコしている。


「あっ、次俺ね~
 俺は北川 斎、2年ね。
 先輩だけど恋なら呼びすて
 でいいよ~」

 いや、勝手に呼び捨てすんなょ
 てか、斎って軽いのね。

「俺と付き合っちゃおーぜ♪」

 そんな顔して言われたら女の子
 なんてイチコロだろう。

 だが、あたしは…

「全力で遠慮します。」

 無表情で言ってみた。

「もぉ~れんれん最高~♪
 予想以上だよぉ~」

 え、何がだよ。

「えっ?!俺また振られたの?
 1日に二回振られるとか…」

 あ、落ち込んでる。

 多分、勘だけど斎は好きで女遊び
 してんじゃないと思う。
 なんか過去にあったんだろね。

「あ、次は俺ね?俺は長谷川 翔
 2年ね。翔でいいよ。
 これからよろしくね?ニコッ」

 爽やかだね、兄さん。
 でも、これからって何?

「よろしくはしないよ。」


 そう言うと何故かみんなに
 笑われた……漆黒の人意外ね。