ねぇ…ーありがとぅ。


 こいつも誰だょ。
 漆黒の髪に金メッシュ。
 整いすぎた顔……世間でいう
 イケメンてやつだろうか…

 興味はないが、みんな顔キレイ
 男なのにずるいね、全く…

 さっきからこっちを見てる漆黒
 の人はかすかに殺気を出してる。

 全く怖くないが、女の子に対して
 殺気とは何だよ。
 ま、慣れてるけどね。

 
 てか、帰りたい。ダルい。

 ギャーギャー言い合っている人達を
 チラッと見、歩きだす。


 腕を掴まれた。

「どこへいく」

 漆黒の人が引きとめる。

「…帰るだけ。」

 そう言ってるのに離さない。

 なんなの、まぢでダルい。

「あっ、ごめんね?ちょっと君と
 話したくて。」

 横から爽やか兄さんが言う。

 話すって何を?
 知り合いでもないのに。

「話すことなんてない。
 てか……離して。」

 腕痛い。離してよ。

「逃げないから離して。」

 そう言うとすんなり離して
 くれた。

「ねぇねぇ~恋ちゃん、自己紹介
 したいから座ってぇ~♪」

 うっ、なにこのキラキラした笑顔

 断れないし、ホント鈴だ。

 あたしは何も言わずに座る。

 あたしが座ると隣に可愛い子と
 銀髪が座る。

 その前に漆黒の人と爽やか兄さん
 が座り、話し始めた。