†真田直獅side† 最近、彼女と話してないな…。 そう考えながら俺は今練習室の前にいる。 …彼女がいる練習室の前だ。 練習の邪魔にならないようにと距離を取った自分が悪いのだが。 自分の気持ちに気付いてしまったんだ。 彼女と音楽を作りたい。 彼女を楽しませたい。 …彼女にとって、特別な存在でありたい。 心の支えになりたいんだろ? 俺は秋ちゃんが…好きだ。