†真田直獅side† 練習室…? …いや、屋上庭園か? ひたすら声のする方へ走った。 ガッ。 俺は屋上庭園への扉の前でドアノブに手をかけ、固まった。 …近くで聴くその歌声に、聴き惚れてしまったから。 しばらくすると歌が止み、話し声が聞こえた。 アキ「…どう…?」 ??「凄い…何も言えない…」 アキ「そんなに?^^; 買いかぶり過ぎだよ〜 でも…ありがとう…」 !? この声…まさかアキちゃん…? 嘘だろ…。 …俺の胸にはこの時、小さな願い生まれた。