Beyond Your Imagination



†有里咲月side†


鎖部さん、大丈夫かな…。

俺はどうする事も出来なかった。
…もどかしい。


「有里?聞いてるか?」

アリサト「あ、ハイ、すみません」

「じゃあこの紙にサイン…」


バスケットボール専攻の講師から何やら色々と説明をされている。

周りには身長190センチはあるんじゃないかという奴等が沢山。
180弱の俺はやっぱり低い方か…?


渡された紙にはアンケートもあった。

「何故バスケットボールをしたいのか」

そんなの決まってる。


アリサト「バスケが好きだから」