彼女と彼氏

そして手紙を開いた。

「え?・・・嘘でしょ…!?」

手紙の差出人は竜也だったんだ。

手紙には、こう書いてあった。

「突然ごめん。俺、菜ノ花に話したいことがあるから放課後屋上に来てくれない?待ってる。竜也」


私はドキドキしながら屋上まで登っていった。

扉を開けたら人懐っこそうな顔をした、竜也が待ってた。

「…竜也。」
私が声をかけると竜也がこっちを見た。