「じゃあまた後でな」




春はそう言うと自分のクラスへと入って行った。



あたしと未咲も自分のクラスへ





「同中の人って…いないよね」




「多分ね。明梨緊張してる?」




「んーん。どっちかというと楽しみ!」





楽しいクラスだといいなぁー



そう思いつつ、教室に入るあたし。





「明梨の席は…窓際の後ろ!羨ましいっ」




「未咲だって廊下側の後ろじゃん!変わらないよ」





「明梨と隣が良かったのー!」




未咲はブーブー言いながら
自分の座席に向かった。



あたしは少し笑って自分の席に移動する。