この寂しさを…




「慎也さんおっす!」

「お~怪我治ったか?」

「治ったっす!今ゲームやるっすから慎也さん俺らんとこ入ってくださいよ!」

「おう頼むわ」



慎也さんと一番仲の良い部員が来て、2人は行ってしまった。



「テーピングあったよ!」


そこにゆりが戻ってきた。


「あれ?誰か来てる?」

「うん。今慎也さん来た」

「今日も来てくれたんだっ最近よく来てくれるねっ!」

「んだね!部員喜んでるよ」


あたしとゆりはそんな会話をしながら部員を見ていた。


慎也さんかぁ

関わりたくないな

なんか…怖いし




今日は最後に先生が少し顔を出しに来て、練習が終わった。

あたしとゆりは片付けを始める。

最後に集合して締めて終わると、あたしたちが飲み物を片付けているところに部員が飲み物を飲みに集まってくる。


そんなところに慎也さんもやって来た。


「慎也さん今日のシュートまじファインプレーだったっすね!」

「そうかー?笑」

「てか慎也さんこの後飯行かないっすか!?」

「俺も行きて~!慎也さん行きましょ!」

「お前来なかったら行くわ」

「えぇ!?ひどくないっすか!!笑」



こうして部員の何気ない会話を聞いてるのが好き。

本当おもしろいの

このサッカー部はみんな本当にイケメンで、ギャグ線高くて毎日笑わせてもらってる。


「てか莉菜ちゃん!先生なんか言ってた?」


慎也さんと話していた部員があたしに言った。

一つ先輩だからあたしのことを先輩たちは莉菜ちゃんって呼ぶ。

ゆりのことも、ゆりちゃん。


「えー別に何も言ってなかったです!」

「まじで!」


「…っあー!言ってました!」


あたしのその声にみんなが一斉に見る。


「明日休みだそうです!先生の急用で!」


「「「まじで!?」」」


あたしの報告にみんなが喜ぶ。


「どんな感じだった?機嫌悪か った?」


「いえ!普通に…本当普通でしたよ!」


「良かった~おい達也!明日俺ん家来い!」


「えーやだわ寝てたいわ」




なんだろ

あたしが先輩と話している間、慎也さんはずっとあたしを見ていた。