17歳の女ホスト



色んな事を思いだし

手が震えた。

その時

ギュッとハルさんが優しく私の手を握ってくれた。

「何があったか聞かないけど大丈夫、俺がいるから。」

「ハルさん……」

ハルさんは不思議な人だ

男の人が苦手な私なのに……

ハルさんなら大丈夫なんだ。

「陸、頼むから協力してくれないか…?」

真剣な顔で陸さんに言う。

「協力はしねぇ。」

そう言って背を向ける。

「陸っ!」

そうだよね……

もしこの事がバレたら

この会社が危ないんだよね

私の私情で働く訳にはいかないよ……。

「そのかわり、チャンスを与える。」