17歳の女ホスト



「お、おはようございます……」

「………………。」

え?無視された?

いつもなら挨拶してくるのに……。

陸さんは無言で私に近付いてくる。

「り、陸さん…?」

「西崎愁哉……いや、お前は千亜だな?」

「っ!?ち、違う……」

「嘘付くな、もう分かってるんだ。」

そう言って更に私に近付いてくる。

そして私の髪を掴む。

「や、止めてくださいっ!!」

その時にはもう遅かった。

「やっぱり、昨日いた女だな。」

被っていたカツラは陸さんの手にあって

結んでいたゴムは切れて

髪を下ろした状態になっていた。