「ゆか……?」

「嫌いになる訳ないでしょ?」

「ほんと……?」

「ほんと!」

「で、でもさっき怒って……」

「あれは、心配だったの!!」

「心配?」

「女の子がホストで働くなんて危ないでしょ?だから一言私に相談してくれればよかったのに!!」

口を尖らせる由花

「ご、ごめん………」

「まぁ、家庭が色々大変だから、私からは何とも言えないけど……」

「いつでも相談に乗るし、出来ることは協力するから!」

そう言って
笑ってくれる由花を見て
ホッとした。

「ゆかぁ~!!!」

私はまた由花に飛びついた。

「よしよし。」

本当に由花は
私にとって大切な親友だ。

これはハルさんのお陰でもある。

ありがとうハルさん

ありがとう由花。