そして晩ご飯を済ませた後は
私は洗濯
拓真はヤンキー友達と遊びに行き
斗真は新しい彼女とデート。
「はぁ、ご飯だけ食べて……自分勝手な奴らばっかり……」
一人暮らしとかしたいけど
あんなダメ兄貴達ほったらかしにしたら
色々と大変な事しそうだし……
そんな事を考えていたら
ガチャっとドアが開く音がした。
愁哉が帰って来た。
「千亜~、飯ー」
「はいはい……」
さっき作ったカレーを温め直して
テーブルに置く
て言うか
何かいい事でもあったのか
愁哉はニコニコしていた。
「……何かいい事でもあったの?」
「そうなんだよっ!!聞きたいか!?いや、聞いてくれっ!!」
聞きたくねーよ
てか、聞いてくれって言ってるし
聞くしかないか……。
そして愁哉は目をキラキラさせながら話し始めた。

