17歳の女ホスト



そして晩ご飯を済ませた後は
私は洗濯
拓真はヤンキー友達と遊びに行き
斗真は新しい彼女とデート。

「はぁ、ご飯だけ食べて……自分勝手な奴らばっかり……」

一人暮らしとかしたいけど
あんなダメ兄貴達ほったらかしにしたら
色々と大変な事しそうだし……


そんな事を考えていたら
ガチャっとドアが開く音がした。

愁哉が帰って来た。


「千亜~、飯ー」

「はいはい……」

さっき作ったカレーを温め直して
テーブルに置く

て言うか
何かいい事でもあったのか
愁哉はニコニコしていた。

「……何かいい事でもあったの?」

「そうなんだよっ!!聞きたいか!?いや、聞いてくれっ!!」

聞きたくねーよ
てか、聞いてくれって言ってるし
聞くしかないか……。

そして愁哉は目をキラキラさせながら話し始めた。