「もういいよ、仕事に戻って。」 「え?でも今始めたばっかりですよ?」 「いいから、早くしないと陸に怒られるよ?」 うっ……確かに…… 「わ、わかりました。」 「あ、ちょっと待って。」 私が休憩室から 出ようとした時 ハルさんに腕を掴まれた。 「何です―――― 何ですか? と振り向いた瞬間 一瞬………… ほんの一瞬だけど 唇に何かが当たった。 それが何か 理解するのに数秒かかった。