「ちょ、離してくださいっ!!」
私は必死でもがいた。
「うるせー、そんな暴れてたら落ちるぞ、てか落とすぞ。」
「それだけは勘弁してください。」
本当に落とされそうだから
素直に大人しくしよう。
「ふっ」
あれ、今ちょっと笑った?
なんで?
「何笑ってるんですかっ」
「お前さっきまで気が強い事言ってたのに、急に大人しくなったな。」
あっ、さっきの……
謝らないと!!
「あの、さっきはすいませんでしたっ!」
「別に気にしてない、気が強い奴嫌いじゃねーし。」
そう言って
イケメンは微笑んだ。
何故かその時
少しドキッとした……
いやいやいや!!!
何で初対面の人にドキッとするの!?
おかしいよ………
「それよりさ、お前女みてぇだな。」

