あれはいつだったっけ。
僕とお兄ちゃんと散歩してて。


2年前のことだ。
お兄ちゃんが中学校2年、
僕が小学校4年生のことだった。




「竣(しゅん)!はやくー!!」
「待ってお兄ちゃん!」


どんっ!!


「え、お兄ちゃん・・・?」
「がは・・・っ、竣逃げろ!!」


お兄ちゃんが血まみれで、そこに
横たわってる。


その隣には大きな男。
赤に染まった包丁を所持し、
こっちへ向かってくる。



「にげ・・・しゅ、ん」
「お兄ちゃ、っ!!」
「しゅ・・・・」



刺されちゃった。
でも、最後の力を振り絞り男の
包丁を手で払う。


「誰かぁあああ!!!!」

これでお兄ちゃんは大丈夫。
出血がひどいけど。僕もかw


「お兄ちゃん、僕の分まで、生きて」


お兄ちゃんを抱きしめて、
意識が途切れた。
もうこの世の人では無くなって
しまったんだ。

でも、


お兄ちゃんが無事でよかった。