いや、違いますね。

これこそ違います。

だって、僕の正真正銘の正体なんて誰一人たりとも知らないのですから。

正しくはこうでした。


作らない。


常に無言で、人見知りのふり、心を閉ざしているだけ。

そして、人から逃げる。

もう慣れてしまいました。

慣れとは怖いものですね、全く。

おおっと、何故だか上から物を言うような言い方ですね。

…いや、言い方が老けてますね。

少なくとも一女子学生である上では、なんとも…嫌ですね。

無口なお陰で頭で考える言葉が発達でもしたのでしょうか。

そんなことだとしたら、それはなんとも必要性のない発達です。