『なあ穂波』 「ん?」 『この子の初恋は いつになんのかな?』 名前の話をしていたのに 突然陸斗が そんな話題を切り出した。 「生まれる前から 恋の話なのー?」 『いや、なんとなく思ってさ …ほら、俺らも お互い初恋じゃんか』 「うん、そうだね」 『生まれてくるこの子もさ 初恋が実ったらいいなー なんて思ってさ』 「それは…そうだね!」 『だろ?』