「気を付けて行けよ 何かあったらすぐ 俺に電話しろよ?」 『そんなに心配しなくても 大丈夫だって』 そう言われても… 心配なもんは心配だよ。 『とにかく 行ってくるから 陸斗もちゃんと 仕事行ってね!』 「…わかった」 穂波はそう言って すぐに家を出て行った。