「ちょ…っ、先輩!」


周りの社員たちも
クスクスと笑っている。


『ねぇ何がいいのよ~
早く答えて!ダ~リンっ』


さらにセリフを付け加えて
俺をからかう上司。


「やめてくださいよ…
てか、“ダ~リンっ”なんて
呼ばれてませんから」

『またまた~
隠さなくてもいいじゃないか』

「や、事実ですよ」


からかってくる上司を
俺は必死にかわす。