『遠慮してねえ?』 「してないよ?」 『ウソだな』 「…どうして?」 『ずっと同じサンダル 見てたくせに』 「えっ…」 思いっきり見られてた…。 『見てたのどれよ?教えて』 「いや…でも、いいから…」 『遠慮するなって さっきから言ってんだろ?』 「でも~」 『いーから案内して。強制』 陸斗に言いつけられて さっきの場所に向かう私。 …この後 結局サンダルまで 買ってもらうことに なったのだった。