「いいよ」 そんなこと考えたら かなり嬉しくなって ちょっと照れながら 私は陸斗のお願いに応じた。 『やった! じゃあこれは買う決定な! …それでさそれでさ! もう1つ見つけたんだよー』 ワンピースを カゴに入れてすぐ 陸斗がそう言いながら 再び歩き出す。 私もついていくと 陸斗が立ち止まったのは アクセサリーが並べてある 棚の前だった。