「―――よし。やっぱ、帰ろ。それがいい」 「えっ?」 驚いた顔をした梨夏の手を取り、外に向かった。 久しぶりに握った梨夏の小さな手はひんやりとしていて、今の俺の温度の上がってしまった理性を抑えるのにちょうど良かった。 店の鍵を閉めて梨夏に言う。 「…今日は一緒に、うちに帰ろ」