「あれ? 出来損ないじゃね?」 いつも見慣れていて それでも僕にとっては 悪魔のような男が現れた。 「あ、ああ・・・あ」 怯えて体が動かない。 「どした? なんかあったのか?」 「あんた 出来損ないの友達? やめたほうがいいよ」 彼の目がつり上がる。 「コイツは 出来損ないじゃねぇ」 それでも笑いながら 悪魔は続ける。 「忠告してるだけだよ そいつといると いいコトないよ 先生にも見捨てられてるし」 それだけ言えば決定的だ。 悪魔は僕を小突いて 帰っていった。