「そういえば流希愛～!呼び出しはどうだったの？…やっぱり、いつもの？」
「どーせ流希愛のコトだから、強気に言い返して追っ払ったんだろ」
と、力斗が苦笑いする。
「もちろん」
あたしは、呼び出しの内容を詳しく教えた。
「お前…本当に女かよ」
「流希愛だったらそこら辺の男にも負けねぇな(笑)」
「これでもか弱い女のコです～!」
「か弱い？何か今めっちゃすごい幻聴聞こえたんだけど」
「まぁ～佐沢みたいなタラシ俺様変態野郎には余裕で勝つしね～？」
「おい、男女!今俺様のコト変態野郎って言ったか!?」
「さぁね～？幻聴じゃないの？」
ぎゃあぎゃあ言い合う佐沢とあたしを見ながら
「「今日も平和だなあ～」」
と、和むりおんと力斗がいた。
