呑気なことを考えていると




体育館倉庫の扉が開いた。




「誰!?」



私は扉のほうを睨む。



「あ、まなかちゃん。起きたの?」



その人はにこっと笑った。




......気持ち悪.....



失礼だが本気で思ってしまった。




いや、だってさ、太ってて、メガネで、目が小さくて、汗だくで、



いかにもなんかオタク系?みたいな感じなんだもん....

それに笑い方がニヤッって............