絶対にみちゃダメ!

「ん~、Cカップかの。Dぐらいかのう。丁度よいの~。ほほほ、合格じゃ」


 ………!?


 な、ななな!何すんのよ~っ。



 あたしは唖然としてその場から動けなかった。

 あたしのドレスの胸元には、しわくちゃな大きな手。

 ぴっとりと胸のふくらみに沿って手が当たっている。



 こんの、スケベじじい!


 と思ったけど、さすがにこんなご老人、しかも東雲のじーさまなんか殴れっこなかった。

 っていうか、ありえなすぎて怒りも萎え萎えだよ。




「あー、じーさま。そこは俺のだから勝手に触らないでよ」

 虎がそんなことを勝手にいった。



 後ろから首の前に白いタキシードの回って、抱き寄せられた。

 背中に虎の感触がする。

 ごつごつした男っぽい体つきに、あたしは硬直して動けなくなった。

「俺はAカップだって小町がいいよ」

 AカップでもZカップでもどっちでもいいから、頼むから放っておいて欲しい。


 って、教室でなら言ってやれるのに!