絶対にみちゃダメ!

 下の方でうごめく感覚とぴちゃぴちゃと変な音が聞こえてくる。

 身体に上手く力が入らない。



「そろそろいいかな?もう限界」

 雅の声が一段急に低くなった。

「ふむ?」

 今の何?とつぶっていた目を見開いた。

 雅が自分のパジャマの前を開いていた。

「むー!!!!」

 あ、ありえない!

 信じられない光景だった。



 雅って……





 その途端、強烈な痛みがあたしを貫いた。

「うーっ!」

 あたしはのけぞってつめが食い込むほど手を握りこんだ。



 い、いいい、痛い、痛いっ!


 あたしは必死に頭を振って抵抗した。


「もうちょっと力を抜いて」

 雅があたしの手首を取って、手を握り合わせてきた。



 その手は今考えてみると、普通よりワンサイズ大きめだった。