絶対にみちゃダメ!

 雅は満足そうな表情になって、あたしに覆いかぶさってきた。


 あたしの手首を片手でまとめて頭の上にやって、もう片方の手をパジャマの裾に滑り込ませてくる。

 柔らかいところをつかまれて、あたしは思わず弓なりに身体をそらせた。

「可愛い」

 そう言いながら雅は感触を楽しむように指を動かす。

「むうー!」

 あたしは涙目になって必死にもがいた。



 なんなのよ、ありえないよ、この状況!

 お兄ちゃん、助けて。



 ずるん、と雅にあっさりパジャマのズボンをとられてしまった。


 誰にも触らせたことがないところを、雅の長い指がなぞる。

 女の子だって見せたくないよ、そんなトコロ!


「ううーっ」

 あたしはまた身体をねじった。


「準備しないといけないんだよね」

 雅がそんな風に言いながら、身体を起こす。

 なのに、膝を押さえつけられて、逃げることもできない。



 直後、ありえない感覚があたしをおそって硬く目を閉じた。

 ビクンとシーツの上を身体が勝手にはねた。

「むうっ……ふむっ」

 口を覆っているハンカチに自分の熱い吐息がふきかかる。

 なんなの、コレ!?