「はあ、キツ。リオン水くれ。」

「はいよ。学園のプリンスさん?」

「マジでヤメロ」

コイツは、俺のダチのリオン。
コイツだけには、なぜか本音が言える。

「マジ、香水くさいし。化粧、厚化粧過ぎ。ケバい。愛と変わってくれよ。」

「本当に、愛ちゃんのこと好きなんだな。」